ヒトの遺伝子検査の実際
遺伝子検査の検査方法と種類(2)
遺伝子検査の検査方法と種類(2)

遺伝子検査を行う場合、ある特定の遺伝子の塩基配列や発現量を調べる
のですが、遺伝子本体は非常に小さく、しかもほんの僅かしか存在しません。
しかし、遺伝子検査で用いられているPCR法を用いれば、DNA(遺伝子)は
信じられないくらい非常に多くのDNAを増幅することができるのです。
たった1本のDNA(2本鎖)があれば、94℃の熱を加えて2本鎖を1本鎖に
分離し、50℃〜60℃に温度を下げてプライマーを結合させ、72℃で伸長
させます。
この1サイクルで1本のDNAは2本に増幅します。
さらに次のサイクルで2本のDNAは4本に、
さらに次のサイクルで4本のDNAは8本に、
さらに次のサイクルで8本のDNAは16本に・・・・
16本→32本
32本→64本
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つまり1サイクルごとに、Nの2乗ずつ増幅します。
PCR法を用いれば、たった20サイクルでなんと約100万倍にもなるのです。
原理では、たった1本のDNAさえあればDNA(遺伝子)を増幅することができ、
増幅した多量のDNAは電気泳動を行なった後、紫外線を当てるなどの操作を
行うことによって目で確認することが可能になります。