ヒトの遺伝子検査の実際
1.感染症の検査(2)
1.感染症の検査(2)

感染症はからだの様々な部位で発症します。
具体的に感染症の遺伝子検査ではどのようなものがあるのでしょうか?
呼吸器感染症では、最近ジワリジワリと増加傾向にある結核菌や、免疫力が低下すると
かかりやすいカリニ、サイトメガロウイルス、そしてクラミジア、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
、風邪の症状に良く似たマイコプラズマなどが対象になり、喀痰や気管支洗浄液から検出します。
性感染症では、尿や膣部分泌液等から10代に多いクラミジアやヒトパピローマウイルス、
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、淋菌、エイズウイルスなどが検出できます。
消化管感染症では、糞便中から食中毒で有名な 0-157、赤痢、サルモネラなどが検出できます。
血液感染症では、血液中からHTLV−T、HIV−T、マラリア、CMVなどが検出できます。
その他、各種HCV、HBV、HGVなどの肝炎ウイルスが検出することができます。
これらの感染症は遺伝子検査によって迅速に、しかも正確に診断できます。