ヒトの遺伝子検査とは?
遺伝子検査に必要な社会的倫理
遺伝子検査に必要な社会的倫理

遺伝子検査は、何度も言いましたが究極の個人情報です。
ですからその取り扱いには非常に注意が必要です。
特に、生殖細胞系列遺伝子変異は子孫に伝達される変異であり、
その遺伝子検査をする前の段階から十分なインフォームドコンセン
トが必要となります。
検査を受ける本人がこれから受ける医療措置について必要かつ
十分な説明を受け、十分に理解したうえで同意することもできますし、
当然ながら拒否することも本人の自由です。
一方、細菌やウイルスなどの外来性病原体遺伝子やガンなどの
体細胞遺伝子検査は十分なインフォームドコンセントが行われて
いないのが現状です。
ただ、本人には細菌やガンに関する遺伝子検査を行う旨だけが
伝えられているに過ぎません。
しかし、たとえ細菌やガンなどの遺伝子だけを調べると言っても
将来、その遺伝子検査によって得られる情報がどのような意味を
成すのかは未知数なはずです。
ですから、しっかりとした倫理的、法律的、社会的制約やガイドラ
インが必要不可欠となります。
つまり社会的な倫理を踏まえたうえで遺伝子検査が行われるべき
だと考えられます。