ヒトの遺伝子検査とは?
ヒトゲノムプロジェクトとは(3)?
ヒトゲノムプロジェクトとは(3)?

国際的なプロジェクトである「国際ヒトゲノム計画」は、2006年6月に
その解読をほぼ完了しました。
その結果、ヒトのDNAを構成する塩基配列は約32億対であり、その
DNA中の遺伝子は約3〜5万個あると推定されています。
しかし、それらの遺伝子がどのように働くかは未解明のままです。
ヒトゲノムプロジェクトが終わったことにより、これからはDNAに存在する
わずか3〜5%に過ぎない遺伝子の位置を明らかにし、それが何に関
係し、いつどこで発現(活性化)し、どのような機能を果たしているのか
を明らかにする時代へと移行します。
つまり、それぞれの遺伝子から作り出されるタンパク質の機能を解明す
る時代が始まっています。
これら遺伝子の中から役立つものを探しだし、その機能を明確にし、最終
的には個人差を生む原因となる塩基配列の違いを解明することです。
これらの研究が進むことで、個人の塩基配列の違いによる「オーダーメイド
治療」などの新たな医療技術の進歩が期待できます。