わかりやすい遺伝子の基礎知識
からだと遺伝子

人間のからだは約60兆個の細胞から出来ています。
これらの細胞は、決められたルールをもとにして、決まった場所、決まった形、
決まった機能を持っています。
これらのルールを決定しているのが遺伝子なのです。
それぞれの細胞の中には必ず核が1個存在し、その核の中には染色体
(遺伝子の塊)が含まれています。
この染色体は、遺伝子のもとである2重ラセン構造を示すDNAが折り重なって
できたものです。
人間では46本の染色体があり、1対の性染色体が女性・男性を決定し、22対
の常染色体は男女を問わず共通に存在しています。
そして、染色体に含まれている遺伝子はDNAの特定領域上に存在し、そのDNA
はたった4種類の塩基と言う単位の結合で配列されています。
このたった4種類の塩基が織り成す結合の組み合わせで、人の体を造るのに必要
なタンパク質が作られているのです。
そしてDNA上の決まった領域に存在する様々な役目を担った遺伝子(人間では
約3万種類の遺伝子が存在します)が指令を出して、それぞれの部位、機能の
決まったタンパク質を作り出して、正常なヒトのからだを作り上げているのです。